planetarian ~ちいさなほしのゆめ~【感想】


 

プラネタリウムはいかがでしょう?
どんな時も決して消えることの無い、美しい無窮のきらめき
満天の星々が、みなさまをお待ちしています
プラネタリウムはいかがでしょう?・・・

[planetarian ~ちいさなほしのゆめ~]

ブランド Key
シナリオ 涼元悠一
原画 こつえー(駒都えーじ)
音楽 戸越まごめ

planetarian1

©Key

■はじめに

2004年発売という(太古の遺産)年を重ねても、尚愛される当作品。

それは移植版でPSPやPS2に留まらず、Androidでも。

プレイ動機。
Androidでたまたま購入したまま積んでいたので、
アニメ化発表のこのタイミングでサクッとプレイ。

そう、アニメ前にプレイしておくことで、
放映時に「まぁ、原作プレイしてるけど?」という嫌みな台詞が吐けるためです、嘘です、原作と比べて楽しめるというおいしさが好きだからです。
Keyお得意のエイプリルフールにサラッとガチなものを混ぜるというパフォーマンス。

ところで昨年の「Hermonia -ハルモニア-」はどうなったんでしょうか。
2015年発売という文字が見え・・・・・・うわ、何をする、やめろ・・・・・・。
もしかして触れちゃいけないパターン?
現在のところ、
Keyの作品は、この作品と「智代アフター」「クドわふたー」「AB! 1st」を残してる状態。

前回、何かの記事で「自称・鍵っこ」と喚いておきながら未プレイ作品があるという、なんとも信者とは呼べないわたしですがよろしくお願いします。

■概要

降り止まない雨──
30年前、突然の細菌攻撃により放棄された
『封印都市』
今はただ、自律型の戦闘機械が支配する
無人の廃墟
そこに彼はたどりついた
疲れ果て、身を潜めたビルの中に
その場所はあった
プラネタリウム
昔、満天の星々を眺め
人々が心を癒やした空間
そこで彼を一人の少女が迎える
少女の名は「ゆめみ」
30年の間、訪れる人を待っていた
プラネタリウム解説員
彼女は、壊れかけのロボットだった──
「ゆめみ」に乞われるまま
今は動かない投影機を動かすために
彼は時を忘れて修理を続ける
降り続く雨
静かに流れていく「ゆめみ」と彼の日々
遠い郷愁のような毎日が彼の心を揺り動かす
人工の星空に、彼は何を想うのか?
そして「ゆめみ」の運命は──?
――公式サイト引用

■プレイ時間

3時間程度。

エロ助でも、それくらい?
最初にざっくりとプレイ時間は知っていたので、「あぁ、もう少しで終わるのかな・・・・・・」という邪念が入ったり・・・・・・。

今度からは、そういうプレイ時間も見ないようにしていかなきゃなーとか思ったり。

 

■キャラクター/CG

原画は、こつえー(駒都えーじ)さん。

残念ながら氏の他作品は未プレイ。
Keyの塗りにとても合ってました。

CG枚数はプライス分くらいと感じます。
もう少し、ゆめみちゃんのCGあればなぁ・・・・・・。

シオマネキに枚数割いてる感じ・・・・・・。

立ち絵は、本作品のヒロイン「ほしのゆめみ」のみですので、
キャラの好みで分かれるかも。

あと、移植版ではフルボイスです。

アニメの予告編を見た感じだと

すずきけいこさん演じるほしのゆめみは原作の方が幼い声の感じ?

 

■舞台/世界観

ディストピア・・・・・・というより、ポストアポカリプスの世界観。

文明が廃れてる世界で生きていく青年とロボットのお話。

それは決して空想劇なんかではなく、遠くて近い未来に訪れる「かも」しれないような世界。

 

■シナリオ

CLANNADでは、ひらがなみっつで「ことみちゃん」の一ノ瀬ことみルートを担当された涼元悠一氏。

というか、これ以外で何か書かれてたりします?

あ、「ノベルゲームの作成技法」は、かなりオススメです。
未だに物語書いたことないけど←オイ
本作は、

無駄なものをそぎ落としベタな世界を丁寧に描いた作品。
SFの定義が何なのか?については私はなんともいえないので
「これがSFだ!」と言われたら「なるほど、これがSFなのか・・・・・・」と言っちゃうくらいのアレな(頭悪い)ため、そこに触れるのはやめときます。

ただ上記にも書いたとおりポストアポカリプスのようで、世界は荒廃してしまったという暗さがあったり。
「楽しくて明るい会話劇!」みたいなものはないのですが、
主人公の屑屋とヒロインゆめみへの関係(と言っても片方の認識が変わるって感じで・・・・・・ゴニョゴニョ)が丁寧に描かれているのは非常に良かったです。

ゆめみのロボットな台詞回しは上手いなぁと思ったり。
たまにかみ合わない会話をするところとか。
最近、星に関するアレ(見上げてごらん)をちまちまと読んだりしたので、スッと入りやすかったです。プラネタリウムとかなんかそんなところは。

 

他にも、ほら有名な・・・・・・
あれがデネブ、アルタイル、べg・・・・・・(ry)

 

ネットで感想記事を漁ってみると「SF版忠犬ハチ公物語」という評価がついてるそうで。
なるほどなぁと思います。
というか、ネットの記事の考察や感想記事のレベルが半端ないです。
なんですか、この住人たち怖い・・・・・・←

昔の時代の方が感想や考察等が鋭い感じのものが多く感じます。

それは、プレイしている年代が変わったのか、そもそも感想としてネットに書く人口が減ったのか、もしくはそもそもプレイしてる人が少なくなったのか。

 

テーマとしては人とロボット。・・・・・・ですかね。

あとは「涙」とか。

天国を2つに分けないでください。という願い

誰が「こわれていた」のか・・・・・・etc

ぶつ切りなワードで申し訳ないですが、こんな感じ?
内容に関しては、今でこそベタな展開でいて、それにKeyの十八番お涙頂戴を混ぜているわけですから、先は見えちゃいそうなんですがそれでもテキストが上手く最後まで走り抜けました。

 

「画面が・・・・・・見えねぇよ・・・・・・」
というような涙ではなく、じんわりほろり系。
ビターな展開。オトナ味。
物語の中では新鮮味という点では、新鮮さを感じなかったです・・・・・・そりゃあ2004年の作品ですしという言葉は胸にしまって。
物語の中での頂点はプラネタリウムと最後のところかなぁ。

 

淡々と進んでいく調子なので、最初からギブアーップしそうな人も多いと思われますが、プレイ時間も考えれば相当読みやすいですよ。

ただ感情移入するには、何かと難しい・・・ような。
もう少し何か驚きの展開が欲しかったですけど、綺麗にまとめられていて短編なのに濃厚。
重い話ですし・・・・・・ね。

 

 

■音楽

曲数は全部で9曲。

担当は戸越まごめ氏。

リトバス以降は全くこちらのステージでは目にしてないのですが・・・・・・。
戸越さんの曲は好きなので、またどこかで聴きたいんですけどね・・・・・・。
お気に入りは
「雨とロボット」。

「星めぐりの歌」は宮沢賢治の作詞/作曲の曲だそうで・・・・・・。
え、まじっすか!?って感じです。いや、ほんと、まじかよ・・・・・・。
MELLさんGJです!

というか「いつくしみふかき」も編曲してありますし。

曲に関する知識は皆無ですが、これにも何かメッセージとか暗喩とかが込められてたりするんでしょうか?

 

アニメ版では折戸さん、どんまるさん、竹下さんという豪華スタッフなのも楽しみです。
さらには歌手は佐咲さん、Ceuiさん、Liaさんって・・・・・・どんな豪華メンバーですか。。。

涎出そう。じゅるり

 

■システム

Android版プレイでは特に不便なところもなく普通にプレイできるといった感じ。

あらかじめ決まったエンジンがあるのかな。

特に使いづらい印象も特出したもの感じず。

 

■総評

Keyが贈る株玉のSF感動作

と銘打つものも納得・・・・・・というか他にKeyからSF作品あるー?←
美少女ゲームに分類されるのは何か違うような・・・・・・いや、違わないのか?
と戸惑うところもありますが。
最近の価格帯ではお安いので是非。
短いので隙間時間で遊べちゃう!
と、いっても中身はいろいろと濃いです。
なんというか昔だから許されるような・・・・・・萌えってなんじゃらほいって感じのガチな「人間とロボットの物語」。
萌え・・・・・・萌えってなんだ?

 

時代を超えてアニメ化されるのは楽しみです。
・・・・・・時代を超えては言い過ぎか。

ね、年代を超えてアニメ化されるのは楽しみです。(言い直し)
「ただ長いだけ」の作品が溢れるこの世界で短くも、琴線に響く作品というのは希少で価値あるものなんだと思います。
当時の人たちからみたら値段は、そこそこ張ってると感じますけど。

というか、涼元さん最近全く見ないんですが、どこかでシナリオ書いてたりするのです?

 

お客さまを待ち続けるゆめみちゃんに心打たれてみてください。

 

 

「どうかみなさん、覚えていてください
  星の世界が、手の届かないあこがれではなく、ありふれた暮らしの場になっても・・・
  どうか、ここで見た星空を忘れないでください
  あなたが暗闇に迷い、本当の夜空が見えなくなってしまった時、そっと思い出してみてください
  それが・・・
  ちいさな、わたしの夢です」
――本編一部引用

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